どうでもよくないけど、どうでもいい話

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オイラがこのことを知ったのは、日本時間の18:40くらいで、こちらの昼食後です。


そのときは、あぁ残念だなぁって思っていたんですが、6時間くらい経過した後も、ズーッと心にポッカリ穴が開いた状態で、鼻はズーッとツンツンしています。なんか、泣いた後の状態っていうと、適切な表現なんでしょうか?涙は流れていませんが、とっても寂しい気持ちです。オイラの予想では、温徳ちゃんは、きっとスーッとした気持ちなんでしょうね。と同時に、たくさんの寂しさも感じているんでしょうね。どんな夢か分かりませんが、温徳ちゃんのこの決断は、温徳ちゃんを一つ大人へと成長させてくれたと思います。


オイラのつまらない経験談を。
オイラは中学の頃、サッカー部に所属していました。顧問の人は、今ではありえないかもしれませんが、体罰する教師でした。当時のオイラの身長は、かのんたんと同じくらいでして、常にベンチを暖めているエッグ状態でした。オイラの一つ下の弟は、同じくらいの体格ですが、とってもセンスがあるのでレギュラーでした。うちの学校は、神奈川のトップ16に入るくらいの強豪でした。吐くまで走らされたりもしました。


中2が終わる春休みのタイミングで、色々考えてみました。夏の大会でサッカーが終わりで、その後は受験勉強。でも、今の成績は悪いし、部活していると疲れて寝ちゃって、勉強できないし、弟はサッカー上手いし。弟はプロになりたいって思うくらいの人で、オイラは、そこまでサッカーは好きじゃないなぁって思っていました。


部活を辞めて受験勉強に専念した方が自分のためになるなぁって思いはじめ、顧問の先生に辞めたいことを伝えようと思いはじめてから1ヶ月くらい経ちました。その頃、レギュラーだった2人は、私立の高校に行くために2人して先生に辞めに行くことを伝えました。そしたら2人は殴られたっていうことを聞きました。今では、ないかもしれませんが、時代だったんですね。


殴られるのも怖かったのと、真似していると思われるのも癪だったりして言えないまま一週間が過ぎました。春休みの部活の練習の前に、顧問のいる職員室に行って、話がしたいと伝えました。


先生は廊下の窓側に立っていて、春の光りがまぶしかったです。勇気を振り絞って、辞めたいことを伝え始めたら、ヒザがガタガタして、涙ボロボロでした。先生は「俺がいじめているように見えるから泣くな!男だろ」。ただ、「練習がきつくて、勉強できないのは中学生としていいことではないから、自分で決めたなら、辞めてもいいぞ」ということでした。


辞めるのはあっという間でしたが、この決断をするまでには、本当に勇気がいったし、中途半端な結果になっちゃったことも事実でした。中学生にとって、中途半端に終わることは結構、ツライことですが、一方で、人生は色々選択していくことっていうのを始めて学ぶタイミングでもあるのかもしれません。


温徳ちゃん、人生は実は、これからも選択の連続です。そのうち分かるかもしれませんが、選択することもできなくなるかもしれません。色んなことを努力して、選択できる人になってください。なんて偉そうにいえる人ではないですが。


これからも素敵な笑顔でいてくださいね。



ちなみに後日談ですが、はじめの一週間はぽっかりできた時間を使って勉強したんですが、その後には、夕焼けにゃんにゃんに、はまったり、そのちょっと前に桃子ちゃんにはまったりして、今のオイラの原型が形成されました。それでも、学区内のまぁまぁの高校にギリギリ入ることができて、やぐっちゃんのセンパイになれました。


でも、今のオイラは、結構、なりたい自分に近づいているので満足です。