どうでもいい話

先日、オージーとの代表のマッチがありましたね
こちらでは、地上波放送では放送されず、有料ケーブルテレビ(スカパーとかwowowみたいなfoxtel)のみで放送されました。
オージーの感想は、日本は残念だったねっていうこと
日本では、惜しかったとか負けなくて良かったっていう感じ方かもしれませんが、個人的には、岡田監督の下、全くロマンが見出せなかったし、従来のパターンで失望しています。


numberの記事を読んで、Volker Finkeというドイツから来る浦和の監督に注目しています。彼のチームを見たことがないので、分かりませんが、彼の狙っているコンビネーション・フットボールは、魅力的に映ります。ドイツ人と日本人は、似ているって感じる人も多いですし、個人的にはドイツ人と共通要素が多く、付き合いやすいなぁって思います。ただし、最も根幹の部分では全く正反対だったりします。ドイツの考え方の特徴として、物事の定義をしっかりとします。この定義は全ての根幹をなし、ほとんど変更されることはありません。また、この定義に従って全て考えます。ドイツ人は、この定義の上での変更を自由にできることをフレキシブルと考えます。一方、日本では、定義をあいまいにして、なんとなく分かるでしょ〜って言って、そこにフレキシブルを見出します。どちらが優れているとは一概には言えませんが、今のところ日本代表では、フレキシブルさを上手に表現できていないし、華麗なる組織と個人の融合は全く見えてこない。日本代表には合理的な戦術より、美しさや華麗さを求めてしまいます。


Finkeという人の目指すものは、一つ代表に役立つ気がする。彼は、コンビネーションのパターンを中心に練習するという。そして、選手にユーティリティプレーヤーになってもらい、多くのパターンを増やそうとしていること。日本の選手は賢いと思うので、この多くのパターンを上手に吸収して、試合に上手く使えるようになるんじゃないかなぁってことです。また、個人的に好感が持てるのは、守備に練習の時間を割くのではなく、自分たちのボールを持っているときのパターンに時間を使うことです。負けられない戦いではなく、勝たなくてはいけない戦いの方がはるかに多く、現在では特に攻撃のテンポに連動性がないって思うんです。真剣に連動したら、5分で点を確実に取れるような雰囲気が欲しいのです