どーでもいぃ話


今日は、近くの小さな町でお祭りがあったので行ってみました



神社がありまして、そこは源平合戦のころにはすでにあった神社のようで、日本海側は過去には大陸により近いこともあり、歴史を感じさせてくれます。




各家庭では注連縄(しめなわ)などを軒先や玄関に飾り、祭りの雰囲気を町中に感じさせます。実家は新興住宅地なので、このような風習はなく、非常にうらやましいものです。やっぱり、お祭りは神道に直結している方が趣があっていいものです



また普段は、非常につまらない寂れた町並みも、このような提灯が飾られ、奥ゆかしい町並みに変貌します。



門前通りには出店が並び雰囲気を出します



ただ残念なのは、いわゆる、そっち系の人の出店ですので味わいもなく、射幸心をあおったり、非常にまずそうなものを高い値段で売っているのが残念でなりません。やはりお祭りというのは、地元の人が努力して、その良さを守らないと、形骸化しちゃうんじゃないかなぁって土着の人ではないですが思ったりしました



一方、地元の名家なのか分からないんですが、ふるまい料理なるものを出していて、この煮物が半端なくおいしかったです。上品な出汁の香りに包まれた薄味の煮物です。コンビニなどのお弁当についてくる、化学的な味ではなく、伝統的なおいしい味です。



その休憩所の床の間。風情がありまする




手作りの山車が2日間、町中を練り歩きます
また、家の中に入っていって、なまはげっぽいこともやったりしてました
ただ、この山車を引っ張ったりするのも、いわゆるやんちゃしちゃうような人たちで、サングラス・茶髪・誰か分からないですが日本のロックミュージックをかけていて、粋な雰囲気には思えませんでした。日本のお祭りなので、日本的なかっこ良さでがんばって欲しいなぁって思ったり。まぁ、これらの要素は日本の日常に入り込んでいる訳でもあるんです。


自分が地方に住んでみようと思った理由のひとつに、地方が疲弊したと言われているんですが、どうして疲弊したと言われるようになっているのか?そして、どのように疲弊しているか生活を通して知ってみたかったのです。


この祭りを通して思った感想ですが、まず、いわゆる青年層がごっそりいないのです。いるのは、ちびっこに中高生くらいで、大学生から20代っぽい人がほとんどいなくて、家族連れがいるくらい...。これはちょっと不思議な光景でした。ちなみに、こちらのJCJKは、見事に2極化しています。いわゆる、スポーツしかしません的な子と、盛りまくっているケバケバしい感じ。非常にもったいないです。ちっちゃい子で洗練されている子はいませんが、非常にかわいい小学生が何人かいて、お祭りの後に...とかあったら良かったんですが、バスの時間もあるので、とぼとぼ帰りました。


閑話休題


思ったのは、地方を生き生きさせるには、地元の努力も相当必要だと思いました。お祭りの参加者が、あまりイッパソが目立たないで、そういう所で目立ちたいやらかし系の人たちが目立っちゃって、イッパソが入り込めない、あるいは醒めてしまう。この悪しきサイクルを絶たないと、地域の活性化みたいなのは難しい感じがしました。個人個人が努力しないとって感じ。これって、どこかに似ていないかなぁって思ったら、ヲタ現場でした。オマイツのやらかし系の人たちが盛り上げようって思っているかもしれないんですが、単なる自己満足でイッパソを興ざめさせる感じ。自分は、やっぱ、イッパソと同じ視点で、爽やかにハロメンとかを応援していきたいですね。




ちなみに、近くの寂れた駅のディスプレイに骨董品的な鉄道グッズがたくさんあって、鉄道好きな人は面白いかもしれません。