8期オーディション収録レポ


2006年10月22日(日曜日)、オイラは有明コロシアムにいた。


前日の暑い博多と比較して、過ごしやすいおだやかな日曜日だった。前日に博多にいたのは、モーニング娘。のコンサートを見に行ったためだった。このコンサートはれいにゃ凱旋紺と同時に、フライデーの記事(ねずみの国)の直後でしたので、オイラは緊張感をもって観ました。また、ここんさん(id:cokon)など、直接カリスマ・ブロガーの方々とお会いさせていただき、思い出に残るコンサートでした。わざわざ、福岡県まで行って、モーニング娘。のコンサートを見るなんて、オイラは相当熱心なファンと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、翌週の武道館のコンサートと他の予定が重なってしまい、もうコンサートを観るチャンスがないかもしれない、という状況でしたので、福岡まで行くことにした。なのでライト・ファンです。熱心なファンは、その翌日の長崎の公演も見るものです。(ちなみに、フランスやオーストラリアからの参戦ということは伏せておいての話です)


この日の夜に友人宅で久しぶりに会う予定だったので、昼の飛行機を予定していたのですが、そう言えば、オーディションがあることを思い出し、朝早く起きて空港に行き、9:00の飛行機に変更手続きを行った。


10:30頃、有明コロシアムに着いた。他のオーディション会場では、応募者が少ないことがモーニング娘。にかつての人気が傾いていることを物語っているが、お膝元の東京では、有明コロシアムで一次審査を行うくらいなので、そうは言ってもと言ったところなのかなぁとも想像した。


一次審査の受付は確か朝から13:00くらいまでだったので、意外と会場前には人がいなく、まばらだった。ネットで有名なサムライという人も赤いつなぎの服を着てフラフラ歩いていた。話しかけてもみたかったが、どういう方か知らないので、そのまま、オイラは有明コロシアムの写真とかを撮ったりしていた。入り口近くに行ったら、14:30から合格発表の貼り紙がしてあったので、その頃に戻ってこようと思い、以前勤めていた会社のある丸の内PCPビルへ会場推しへ。ここのマッサージ屋さんの森居さんは、美人だし力加減がいいので、コンサートの疲れを取ることに(観客ですが)。


色々していたら、思ったより時間がかかり、会場に戻ったのは、14:35くらいだったと思う。バスで東京駅から有明に向かったんですが、意外と時間がかかり、途中の駅から電車に乗り換えて、その後はダッシュで入り口へ。


ギリギリ間に合って、まだ、応募者はこの会場の中へは入っていなかった。かなり多い人数で圧倒されたが、最も人気のあったときから比べると人数は減っていたのかもしれない。きっと、この日のために、ご両親に買ってもらったと思われるキレイな服にピカピカの靴を履いた子や、制服の子、あるいは、コスプレをしている子など、色々な表現でいた。多くの子たちは、若干の緊張感を持っている顔をしている。


15:30くらいには曇ってきて、とっても寒くなってきていた。途中から、パラパラとではあるが、雨も若干降ってきたりしていた。一次審査の合格者を一人一人見てみたかったが、友人宅への集合時間に間に合わなくなるので16:30頃、会場を後にした。なお、この会場には様々な親子のドラマがあったりして、会場推しのオイラですが、若干目頭が熱くなりました。


それまで、ハローモーニングで放送されていた、他会場のオーディションでの候補者を見て、実は、そんなに自分の中では盛り上がりを持っていなかったのが正直な所です。やっぱり、自分の中で、この子イイって思えるような子がいないと、意外と淡々として観るものでした。そして、そこそこの子がモーニング娘。に入って、どんどんかわいくなっていくっていうパターンを楽しみにしようかなぁって思っていたりした。


その翌週にハローモーニングを見て、そうそう、この会場に見に行ったんだなぁって思いながら観ていたら、突然、スゴイ候補者が飛び込んできました。佐藤すみれちゃんと吉川友ちゃんでした。この日から、毎週、8期オーディションで観る、すみれちゃんと友ちゃんが楽しみで楽しみでしょうがなくなりました。


初めは、ステキな子だなぁって感じだったんですが、途中から、この子たちは、モーニング娘。を変えてくれそうだって思ったり、オーディションが進むにつれて、彼女たちを応援したいキモチが高まっていった。


結果的にモーニング娘。に入らなかったのは、現メンバーのバランス的なものや地政学的なもの将来性など様々な要因が絡まったりしているもので、個々の候補者の実力だけでは測れない不思議な縁みたいなものだと思う。ただ、オイラは、この後、2人を応援することもできなくなっちゃったことに、大きく落胆していた。と同時に、2人にはステキな道を歩んで欲しいなぁって思っていた。


このように、オイラにとっては思い出深いハッピー8期オーディションですが、その最終審査の歌収録にスタジオ観覧なさった方のレポートを読ませていただきました(前置きが長くなってしまい申し訳...)。このレポートを読ませていただきまして、本当に目頭が熱くなり、眼がウルウルしながら、一字一句を噛み締めるように読ませていただきました。


眼に涙があふれてきたのは、結果に不満があるからとか、残念なキモチを思い出したから、といった感情が湧き上がってきたわけではなく、候補者たちが自分の力を思いっきり出した歌収録の場所に参加された方のレポートを読んで、その歴史的瞬間は実在したんだって感じたことからくるものだったと思う。なんていうか、まだ中学生の子たちが、本当に一生懸命やったよね、っていう感動の瞬間を感じたっていうのが妥当なのかもしれません。


レポート自体もとっても読みやすく丁寧で、かつ、女性ファンならではの面白い視点などが織り交ざっていて、本当にこのレポートを書いてくださってありがとうございます。


勝手にリンクしちゃいますが、本当にいいものを読ませていただきました。


http://aiiro.blog.shinobi.jp/Entry/167/


これから佐藤すみれちゃんと吉川友ちゃんが、ステキなことにたくさん出会えることを願っています。