品川の旅♪3

August 09 [Thu], 2007, 15:13
ttp://yaplog.jp/mary-love/archive/406


今日は水族館に行ってきた。ただ、誘われ方は意外な展開だった。俺がいつまでも佐藤のことをなかなか誘わなかったことを怒っていたみたいで、なんで約束したのに、どこに行くか決めないのっていうことらしい。俺は、向こうから言ってきたから、佐藤から勝手に日取りを決めるものだと思っていた。


普段の制服や、時折見る私服と違って、今日は妙にかわいらしい服を着てきた佐藤。どことなく大人っぽく見えたりもする。


「その服いいねぇ。服がだよ」


照れ隠ししながらのほめ言葉にも、意外なほどハイテンションで喜んでいる佐藤がかわいらしかった。


今日は、この前と違って、意外なほど話が続いた。なんか、俺の知っている佐藤と、2人で話してみた佐藤はずいぶん違うなぁって思ったのと、女との会話って意外と面白いことに気づく。できたら、また会いたいなぁなんて初めて思ったりしている。


すでに秋の気配も漂いだし、日も暮れてきたので帰ることに。


「今日はデートに付き合ってくれてありがとうね。実は、ミュージカルとかやっていて、これから忙しくなっちゃうんだ。だから、どうしても一緒にデートしてみたかったんだ。」


俺は一瞬、頭が真っ白になった。なんか、佐藤がすごく遠い世界の人に見え、そして、もっと遠くの世界に行っちゃう気がしたからだ。でも、同時に思った。佐藤は夢を目指して歩いている。自分もちゃんと夢に向かって何かしないと。でも、夢って何だろう。


俺たちは、将来、またこうしてデートしたりすることってあるのかな?




あればいいな...













どうでも、いい妄想にお付き合いくださいまして、ありがとうございます
って、絶対、こんなところまで読んだ人いないに500円。