どうでもいい話

人生では、その時代のタイミングで、求められることっていう、時代の空気みたいなものがある

の=べる物理学賞をゲットした江崎さんは、自分の在学中に学長でしたので、彼のしどろもどろな学長挨拶を何回か聞いてほとんど意味が分からなかったけど一つだけ強烈に覚えている言葉がある


「人よりちょっとだけ先を歩きなさい」


世の中で注目されていることに対して一生懸命それに対抗するものを作っても、それを世の中に出す頃には、もう自分の作品には注目されないことが多いし、先にやった人の方が少ない努力だったりもする。もちろん初めてのことに挑戦するのは、難しさが伴うけど、評価という点では、後追いの人が同じくらいの評価を得るためには10倍努力しても、同等の評価が得られないかもしれない。もちろん、商売の感覚で言うと、後追いのコピー商品的なものは、開発単価を低減できるかもしれないし、明確なゴールがあるのであまり迷わないかもしれない。



ちょっと面白いビジネス記事を見つけた
エコビジネスに関して
ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090205/185082/


ちょっと想像の域を出ない話しかしていないので...


藤井さんという新社長は、
ttp://www.betterplace.com/japan/pressrelease.php
ドイツのERPパッケージソフト(自分はこのソフトを勉強するためにウィーンの経営大学院にちょこっと留学)の会社の日本法人の社長を2000年からやりはじめ、急成長させることに


この人が選んだ新会社は、結局、外資の出先で、イスラエルの人もドイツのパッケージ出身
ただ、このビジネスには、いい香りが漂っている気がするっていうのと
若い人には、この社長と近づくいいチャンスでもある気がする
この人、ネットワークがめちゃくちゃあるし、きっと多くの人から嫌われているだろうなぁとも思えるけど、この人の動きに注目してしまう


どんな、ビジネスかというと、エコをキーワードにした会社で
電気自動車・燃料電池・ガソリンスタンドの電気バージョン・充電器・再生エネルギー


エコというキーワードを見ると、環境に優しい心のキレイな人たちを想像しがちですが、
新産業の成功を試みる人たちは、キレイなだけではなく、政官財のパイプをフル活用(汚いこともえげつなくやって)してやっていくものです
そういう匂いがプンプンするビジネスですが、なかなか面白い空気が漂っています


ひょっとしたら、自動車を無料に近い形で販売して、電気を売ることにしたビジネスとかが広まるかもしれない
携帯に近い形で...自動車とか作ってもあまり売れない時代。ならば、自動車の燃料を売る方が儲かるかもという発想
電気ならば、東電などの公共の会社だけと思うかもしれないけど、電気の販売についてはいろんな方法があるし、電気の調達方法もいろんな色々ある。最近では投機的なビジネスにもなり、カリフォルニア州での調達の失敗で停電になったりもした(間違った情報かも)。


新卒の採用とかやっているか分かりませんが
この会社、面白そうです


ただ、電気自動車で気になるのは
機構的な部品が大幅に必要なくなって
自動車会社と部品メーカーは、その職人的な技をあまり発揮できなくなっちゃうってこと
逆に、もっと社内の電装的なものに力を入れたり、センサーなどの車外のものとのインタラクション的なものに進んでいくのでしょうか?


自分の中で気になっているのは、アメリカで自動車産業の衰退に対して、議会とかがあまり積極的に関与しているようには見えないこと。逆に言うと、現在の自動車に代わるものへのシフトを狙っているような気がしてならない。